二十四節気 七十二候

立春 東風解凍(2/4~18頃)

二十四節気 立春 (2/4~18頃)

昨日は節分でした。
というわけで、今日は立春。

梅

言わずもがな・・・
旧暦では、一年の始まりと考えられていた立春。
その為、現代においても、節分や八十八夜など、季節の節目の行事はこの立春を起点として定められております。

梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなっていくこの時期。
そこかしこで春の兆しが見られるようになり、なんとなく嬉しいですね。

私は個人的には、桜より梅が好きで・・・。

我が家の家紋が剣梅鉢である事もあり・・・
物心ついた頃から梅が好きですね。
一番の理由は梅の香りかもしれません(笑)

 

七十二候 初候 東風解凍(2/4~8頃)

(はるかぜこおりをとく)

 

暖かい春の風が、
冬の間張りつめていた氷を解かし始める頃。
いよいよ春の暖かい足音が聞こえ始めてくる・・・

そんな時期なんですね。

とはいえ・・・まだグッと寒くなりそうな気配ですね。

 

祇園 白川界隈

写真は祇園の白川界隈です。

京都らしい雰囲気が漂う一角ですね。
近くには辰巳神社もあり、
昼間ですとなんちゃって舞妓さん(観光客の方の体験舞妓)がよく見られますね(笑)

本当の(笑)舞妓さんは実は、
日中はお稽古事え大忙しなんですね。
お稽古に行く時は髪は日本髪に結われておりますが、
お顔は白粉は塗っておらず、
普通のメイクです。

着物も勿論、振袖にだらり帯ではなく、
お袖の短い、普通の着物です。

ですので、昼間、舞妓姿で歩いていらっしゃる方は
十中八九、観光客の方の体験舞妓さんになるんですよね。

それ以外にも京都はそこかしこで、
着物のレンタルがこの頃、盛んです。

着物で訪れると、割引やサービスを受けられる施設や飲食店もあり・・・
結構、「着物」というだけでお得です。

東京でも、そんなサービスが充実してくれたら嬉しなあ・・・
と思う今日この頃です。

それでは皆様、まだまだ寒い日が続きます。
暖かくして、くれぐれも体調をお崩しになりませんようお過ごしくださいませ。

 

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東山 尚仙

京都生まれの京都育ち。 現在は東京在住。 主に京都の町屋を撮っている写真家でもあり、 占術師でもあります。 日々の徒然、「易」に関する四方山話を綴って参ります。

-二十四節気 七十二候

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