京の台所
京の台所 400年の歴史
もともとは「地下水」を利用した「振り井戸」で生ものを冷やして「冷蔵庫」の代わりをしていた、と理由から、この錦市場は栄えてようです。
更に、江戸時代に入1615年(武家諸法度が制定された年ですね)に幕府より魚問屋の称号が許され魚市場として栄え、
昭和2年京都中央卸売市場が出来たのをきっかけに現在のような形になったようです。
写真は高倉通にある伊藤若冲のイメージを使った商店街入口のバナー
錦市場商店街
京都のメインストリート、四条通から一本北の道、
約400メートルに亘る商店街です。
私はいつも、大丸側(つまり烏丸側・高倉通)から入るのですが、
東の端は新京極があり、錦天満宮にぶつかります。
この狭い通りの両側に様々な商品を扱う商店が軒を連ねており・・・
是非、お時間のある時にゆっくり歩かれると面白いと思います。
京都の旬の食材や京野菜が・・・
錦市場では京都の旬の食材や京野菜、京漬物その他、湯葉、鰻、蒲鉾、干物、乾物、お茶、菓子、寿司、豆腐に至るまで何でも手に入りますし、試食できるお店もたくさんございます。
四季折々、色々な食材が所狭しと並び、どの季節に行っても楽しめます。
是非、担当して頂ければ・・・と思います。
錦のイメージカラー
アーケードのこの色合いは、錦市場のイメージカラーです。
とはいえ、この新アーケードは「柱なし工法」により平成5年に完成しました。
5か所の辻の天井画には京の食文化の伝統が四季とともに描かれております。
とはいえ・・・
錦市場、たいてい、いつ行っても混んでおります。
外国の方も多いですし・・・
なかなか立ち止まって、天井まで見上げる余裕などないもの・・・
ですので敢えて書かせて頂きました(笑)
そして、錦市場、市場ですので閉まるも早いです。
ほぼほぼ、18時には閉まってしまいますので、お早めにいらっしゃる事をお勧めします。
次回は、私が毎年、錦市場で揃えるお正月準備の品々について触れて参りたいと思います。